空に落ちてゆく鳥たち
糖質&脂質の組み合わせをこよなく愛している、でおなじみの高円寺高架下極小ワインバー紅蓮燭堂の中の人です。
この2人を決して離ればなれにしてはならないはず…‼︎
そんな訳で本日ご紹介するのはスペイン北東部ナバーラ州からやってきたテンプラニーリョ100%のビオお嬢さん。 熟れたベリー類とチェリー、芍薬の花と少し茎っぽい植物系の涼やかな香りに品の良さを感じます。 香りに添った果実味ときれいで程よい酸、細やかタンニンとが調和したこれからの季節にもすっと入ってゆくエレガントミディアム。 桜桃忌にちなんで本日この子をご指名の方に数量限定で桜桃サービスさせていただきます^ ^
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【ちょっと俺メモ】
このワイナリー、アズル・イ・ガランサは自然なワイン造りの理想を追う3人の若者がナバーラの砂漠地帯に50年以上も打ち捨てられていた醸造所と出会い、乾燥した空気とピレネー山脈から吹き降ろす北風のお蔭で病気や害虫を寄せ付けないこのテロワールなら無理なく自然な栽培に取り組むことができると2000年に設立されたそうです。 (…この背景がすっごく俺好み!!かっこいいじゃないかい!?なのでここ数年毎ヴィンテージ追ってます/// 個人的にこの2016はいい意味で引き締まった味わいだと感じます) テロワールともう一つ決め手になったのはこの醸造所にあったコンクリートタンク。ステンレスタンクは空気を完全に遮断してしまうのに対し、コンクリートタンクでは醗酵中にワインが適度に呼吸するためフレッシュさだけでなく、ブドウの味わいがよく馴染んだより深みのある優しさが出るそうです。2012年からは夜間収穫に切り替え低い温度からゆっくりと発酵させられるようになり、またぶどうの樹の病気予防にハトクサ、イラクサ、カミツレなどのハーブを煎じたものを畑に撒いているとか。こうすることでぶどうの樹にエネルギーを与えることができ抵抗力が増すようになるそうです。 …ネットであっちこっちから引っ張った情報をツギハギにまとめただけではありますが(汗)こういった様々な試みもこのワインの香りに植物系の複雑さがあったり味わいのきれいさや穏やかさにつながっているのかな、と感じます。
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この他赤白ロゼ泡の精鋭かわいこちゃん達と一緒に 皆さまのお越しを楽しみにお待ちしております(ᵔᴥᵔ)
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